阿加井秀樹が紹介する隠れた名作「ポテチ」
みなさんこんにちは。
阿加井秀樹です。
今回ご紹介する映画はこちら
「ポテチ」
2012年に公開された中村義洋の作品。
人気作家の伊坂幸太郎の同名中編小説を映画化したものである。
空き巣を仕事としている今村は、
ある日空き巣に入った家で留守番電話を聞いてしまう。
女性の声でこれから自殺するといった内容が吹き込まれ、
お人好しの今村は居ても立っても居られなくなり、
電話の主(若葉)の元へ向かう。
今村の説得で自殺を思いとどまり、
二人はそのまま同棲することに。
ある日、彼女である若葉から今村の仕事を見たいと言われ、
一緒に空き巣現場へ向かうことになった。
現場に選んだのはプロ野球選手の尾崎の部屋。
今村と尾崎は同じ日に同じ病院で産声をあげた不思議な縁もあり、
今村は尾崎の大ファンだった。
そこで電話のベルがなり、デジャヴのように女性の声で助けをい求める声が。
今村と尾崎の不思議なつながりと「ポテチ」というおかしなタイトルになにか意味はあるのか。
68分という映画にしてはとても短いですが、
見終わったあとの満足感は侮れません。
ぜひエンドロール後まで見ていただくことをおすすめします。
また複数の伊坂作品に登場する同一人物もいるので、
過去の作品を見ておくのもいいかもしれません。
それではまた。阿加井秀樹