阿加井秀樹が紹介する名作「フランス組曲」
みなさんこんにちは。
阿加井秀樹です。
今回ご紹介する映画はこちら「フランス組曲」
1942年にアウシュビッツで生涯を閉じた女性作家イレーヌ・ネミロフスキーによる未完の小説を映画化。
監督はソウル・ディブ。
1940年ドイツ軍の爆撃にさらされ、いつ死んでもおかしくない状況の中、
リュシルは戦地へ向かった夫の帰りを義母と共に待っていた。
厳格な義母と窮屈な生活を送っていたリュシルのもとに、
ドイツ軍の中尉ブルーノがやってきてしばらく滞在することとなった。
リュシルとブルーノは音楽を通じて心を通わせるようになる。
しかしそれはフランス人女性とナチスドイツ将校の許されざる愛であった。
この映画のみどころは、単なる恋愛映画ではないというところです。
リュシルという女性が意思を持ち、タフな女性へと変化していくことで、
周りの人も変わっていく様をぜひ最後まで見届けていただきたいです。
そしてなんといっても豪華な俳優陣もみどころのひとつです。
ヒロイン役にミシェル・ウィリアムズ、相手役にはマティアス・スーナールツ、
厳格な義母役には多くの作品で高い評価を受けてきたクリスティン・スコット・
トーマスが起用されました。
俳優陣の本格的な演技に一瞬たりとも目が離せません。
それではまた。阿加井秀樹