阿加井秀樹が紹介する名作「ペコロスの母に会いに行く」

みなさんこんにちは。

阿加井秀樹です。

 

今回ご紹介する映画はこちら

 

ペコロスの母に会いに行く

 

2013年に公開された森﨑東の作品。

 

原作は岡野雄一の同名コミックエッセイ。

自費出版ながらも、地元老舗書店で2か月以上にわたって1位をキープ。

 

認知症の母の今と昔をやさしく描いた内容がSNSで話題となりベストセラーとなる。

 

漫画と音楽を細々と続けるサラリーマンの岡野ゆういちは、

小さな玉ねぎのような禿頭から「ペコロス岡野」という芸名で活動している。

 

母(みつえ)と息子(まさき)と一緒に暮らしているが、

父が亡くなった後、みつえには認知症の症状が現れ始める。

 

しかしゆういちとまさきが働きに出ている間、

みつえは一人になってしまう。

 

ゆういちは、断腸の思いで介護施設へ預けることを決意するのだった。

 

介護施設には何人か認知症の患者も入所していたが、

みつえは馴染むことができずベッドの上で、

昔の思い出を辿り続ける。

 

母と息子それぞれの視点で昔の思い出に思いを馳せる心温まる作品です。

 

実はこの作品が映画初主演となった赤木春恵さん。

 

88歳での映画初主演はギネスにも載っているそうです。

 

赤木春恵さんの名演技に思わず心奪われます。

大切な人や日常をより大切にしたくなる、そんな作品です。

 

 

それではまた。阿加井秀樹