「ロケットマン」
みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。
今回ご紹介する作品は昨年2019年に公開された「ロケットマン」という作品です。
この作品はアメリカのミュージカル映画で題材はイギリスのミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いています。
この作品だけでなく2019年はミュージシャンを題材にした映画が印象深かったように感じます。
今の若い人はエルトン・ジョンといわれてもピンとくる人は多くないと思いますが、この作品はエルトン・ジョンを知らなくても十分に楽しめる作品だと思います。
やはり映画は主演の俳優に大きく左右されると思いました。エルトン・ジョンを知らなくても作品に引き込まれていくのはエルトン・ジョンを演じたタロン・エガートンです。
前回ご紹介したキングスマンにも出演している俳優です。
エンドロールではエガートンとエルトン・ジョンを比較する形で映像が流れるのですが、そのシンクロ率はとんでもないほどです。
また劇中歌も吹替はすることなくエガートン本人が歌っているそうです。
ミュージカル映画といわれるだけあって普段の日常のシーンでもよく歌っていることが多いです。
まるで「ラ・ラ・ランド」のような雰囲気も感じられました。
ダンスも一糸乱れぬ様子は見ているこちらも踊りだしたくなるほどの魅力がありました。
ボヘミアンラプソディーと比較されることはしょうがないことではありますが、正直まったくの別物であり、比較すべきではないとも思います。
最後にこの作品のテーマはエルトンが「愛」を手に入れることです。
とても見ごたえのある作品ですので是非見てみてください。
それではまた。
阿加井秀樹