「オデッセイ」
みなさんこんにちは阿加井秀樹です。
今回ご紹介する作品は「オデッセイ」という作品です。
この作品は地球から2億2530万km離れた火星に独りぼっちになった男の脱出劇を描いた作品です。
火星へのミッションの最中に取り残されてしまい主人公はどうにかして地球に戻ろうとしますが、次に地球から火星に来るタイミングは4年後、そして、残った宇宙船の中にある食料は31日分と数字だけ見るとすぐ死んでもおかしくない状況なのです。
さすがは宇宙飛行士といったところでしょうか。
科学の力を駆使して自力で地球に戻ることを決意します。
この作品の魅力はユーモアに富んだエピソードが多いことです。
普通の発想だと宇宙船のなかで家庭菜園を作ってしまおうなんて誰も考えもしませんよね。
ただ主人公は実際にじゃがいもを成長させることに成功するのです。
70億人が彼の還りを待っているというキャッチコピーが示す通り、アメリカ政府からの公表により一時は死亡したとの報告をしましたが、ある日、火星から「受信できているか?」とのメッセージが入り、主人公を予定よりも早く助けにいくことになります。
なんといっても主人公のポジティブすぎる思考は見習いたいものです。
それではまた。
阿加井秀樹