「イエスマン」
みなさんこんにちは阿加井秀樹です。
今回もどこか心温まるハートフルな映画をピックアップしたいと思います。
今回ご紹介する作品は「イエスマン」です。
この作品は主人公が人生において常に「ノー」を連発してきた後ろ向きな男が、どんなときでも「イエス」と言うルールを自分に課したことから騒動が巻き起こるコメディー映画として分類されています。
すべてに「イエス」と言ったらどうなるかを実際に試してみた、BBCラジオディレクターの体験実話が基になっており主人公のカールを『ナンバー23』のジム・キャリーが演じ、彼に惹かれる女性アリソンを『ハプニング』のゾーイ・デシャネルが演じています。
ただこの作品は純粋なコメディーだけが詰まった作品ではなく、今まで「ノー」しか言ってこなかった人間がたった一言を変えただけで人生そのものが好転していくというまさに言葉の力のすごさを感じることが出来る作品でもあります。
普段生活していると自分の都合やいやなことに対してはどうしても「ノー」と言いたくなるところではありますがそんなことは一切除外してすべてに対してイエスと言えるのはある種その人自身の強さをも感じることができます。
それぞれの人生は誰のためでもなく自分のためであるならばその人生を最大限楽しむ必要があります。
そういった意味でもイエスマンになることでいろいろな景色を見ることもできるかもしれません。
そんなことを教えてくれる作品でもありました。
それではまた。
阿加井秀樹