『カメラを止めるな』

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。

 

今回から映画作品を紹介していきます。記念すべき第1作品目は昨年の大ヒット作品であるこの作品。

『カメラを止めるな』

カメラを止めるな

この作品はもともと映画専門学校「ENBUゼミナール」のワークショップ「シネマプロジェクト」の第7弾として製作され、都内2館だけの上映でしたが、口コミで評判が広まり、全国で拡大公開された異例のヒット映画。最終的には全国300館以上で上映されたとのこと。日本アカデミー賞で数々の賞を受賞したことも記憶に新しいですね。

 

どんな映画なのかといえば、実はこの映画には仕掛けがあり、前半と後半でまったくタイプの違う構成になっているのです。

 

前半が完全なるゾンビ映画、しかも全編ワンカットで描くカメラワークが特徴的で話題になりましたね。後半に入ると驚きのネタばらしが待っています。特に後半はコメディ要素も多く、映画に引き込まれていくのです。

 

ゾンビ映画でありながらゲラゲラと笑えるコメディ映画”でもあり、“ゾンビ映画でありながら感動的なファミリー映画”でもあり、“最初から最後までひとときも退屈しない極上のエンターテインメント”でもあり、“お金がなくても情熱とアイデアがあればここまで面白い映画が作れることの証明”のような作品でもありました。

 

この作品を見終わって「もう一度映画を見たい」と人々が口々に言うのも納得の作品です。

観たことがない方は、騙されたと思って一度観てみることをおすすめします。

 

 

それではまた。

阿加井秀樹