阿加井秀樹が紹介する「エンディングノート」
みなさんこんにちは。
阿加井秀樹です。
今回ご紹介する映画はこちら
2011年公開の砂田麻美の監督デビュー作品。
実の父親のガン宣告から自らの人生を総括した「エンディングノート」を残すまでのドキュメンタリー映画。
何事も「段取りが命」をモットーに高度経済成長期を支えてきた熱血営業マンの砂田知昭。
彼は67歳で会社を退職すると第二の人生を歩み始めた。
しかしその矢先、何気なく受けた健康診断で胃ガンであることが発覚する。
ステージは4であった。
自分が死んだあとに残される家族のために、
最後のプロジェクトとして「自らの死の段取り」そしてエンディングノートを作成するのであった。
果たして人生最後のプロジェクトは上手くいったのか。
自分の父親の最後の日常をずっとカメラにおさめてさらに映画にまでしてしまい、
さらにさらにそれがデビュー作と驚きの連続でしたが、
おそらく世の生と死という概念を覆してしまうのではと思うほどインパクトのある作品でした。
またナレーションを砂田麻美監督自らおこなっているところも見どころですので、
ぜひハンカチは忘れず準備して見てください。
それではまた。阿加井秀樹