時代を変えた歴史的一戦を描いた超大作 阿加井秀樹
みなさんこんにちは。
阿加井秀樹です。
今回ご紹介する作品は
「関ケ原」
という作品です。
俳優陣もとても渋い面々です。
舞台は1600年付近まさしく織田信長亡き後、
豊臣秀吉が関白となり天下を治めた後の物語です。
秀吉は50代半ばにして、後継ぎがいなかったため、
甥の豊臣秀次に関白職を譲り、自分は太閤となっていた。
そんな折に秀吉の側室、淀の方との間に待望の男の子、秀頼が生まれる。
我が子に跡を継がせたくなった秀吉は、
甥の秀次に謀反の疑いをかけ、秀次のみならず、その家臣や正室側室、女子供に至るまで皆殺しにしてしまいます。
秀吉のこの理不尽な所業にも、
三成は疑問に思う気持ちを抑えて、粛々と処刑の業務を執り行うシーンがあるのですがこのシーンがとても印象的で
石田三成の忠義の高さがうかがえます。
何より本作最大の見どころはなんといっても合戦シーンです。
当時鉄砲の数はヨーロッパ全土にある鉄砲の数と同数の数が日本にあり、
その数約5万5000挺といわれています。
圧倒的な数の鉄砲が織りなす合戦シーンは迫力もさることながら臨場感が他の戦国ものの映画とは一線を画しているようにも思います。
日本人のモノづくりの技術力の高さを実感するとともに関ケ原の戦いの壮大さを感じることができる作品です。
それではまた。阿加井秀樹