「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」
みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。
今回ご紹介する作品は、ウィンチェスターハウスアメリカで最も呪われた屋敷という作品です。
ウィンチェスター・ミステリー・ハウスはカリフォルニア州サンノゼに今も現存する有名な幽霊屋敷です。
それは1884年の建設以来、38年にも渡って、延々と増築・改築が続けられ、どんどん膨れ上がっていきました。
一時は7階建てに及び、数百の部屋と迷路のようにどこまでも続く廊下、どこにも繋がらないドアや階段、オカルト的な意匠やいたるところに見られる13にまつわるモチーフなど、異様極まる奇形の建造物となったのです。
屋敷を建設したのはサラ・ウィンチェスター。有名なウィンチェスター銃を開発・販売して巨額の財をなしたウィンチェスター家の当主です。
彼女は夫と娘を相次いで亡くす不幸に見舞われ、そこからオカルト的発想にのめりこんでいきました。
霊能者の助言を受けた彼女は、屋敷を増築し続けなければならないという妄念に囚われてしまいます。
そこから、24時間365日絶えず続く増築工事が始まりました。
1906年のサンフランシスコ地震で屋敷は一部崩壊し、現在は4階建ての建物として残っています。屋敷は今では幽霊屋敷として、地元の観光名所となっています。
シリアスなテーマ性を考えた真面目な作りのホラー映画です。
ホラー部分のストレートな驚愕とバランスは、絶妙です。
是非一度見てみてはいかがでしょうか。
それではまた。
阿加井秀樹