「移動都市/モータル・エンジン」
みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。
今回ご紹介する作品は、移動都市/モータル・エンジンという作品です。
2018年12月に公開された作品です。
日本では宣伝等にあまり力を入れて行わなかった事から2019年3月に公開されました。
キャストはもちろんですが、映像のクォリティもロードオブザリングの製作スタッフが製作しているだけあって、臨場感や迫力があります。
まさに力がすべての世界にSFを取り入れたハラハラの展開に思わずゾッコンになる物語です。
物語はたった60分で文明を荒廃させた最終戦争から、数百年後の世界です。残された人類は地を這う移動型の都市で暮らす事を選択し、地上は、都市同士が捕食しあう弱肉強食の世界へと姿を変えた。
この荒れ果てた地は、巨大移動都市・ロンドンによって支配されていた。
ロンドンは他を寄せ付けないほどの圧倒的な力を持ち、さらには、捕食した都市の資源を再利用し、人間を奴隷化することで成長し続ける。
小さな都市と人々は、その圧倒的な存在を前に逃げるようにして生きるしかなかった。
いつ喰われるかもしれない絶望的な日々の中、その目に激しい怒りを宿した一人の少女が反撃に身を乗り出すといったストーリーです。
人造人間や移動都市など、まさにSFの世界観ではありますが、中身は、人間味溢れる瞬間や独裁国家などの政治部分とSFは苦手と言われる方も内容に入り込める作品です。
是非一度見てみてはいかがでしょうか。
それではまた。
阿加井秀樹