「IT“それ”が見えたら、終わり。」
みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。
今回ご紹介する作品は「IT“それ”が見えたら、終わり。」という作品についてです。
この作品は日本でも空前の大ヒット作品として有名ですが2017年に公開されました。
この作品は過去にも映画化はされており、リメイク版になっています。
原作の小説は大人の時代と子供の時代を並行して描いており、最初のITも双方の時代を描いた作品でした。
ですがこのリメイク版は子供の時代のみに絞って話が展開していきます。
この作品のジャンルはしっかりとホラーになっており、ピエロがあの手この手で子供たちを怖がらせていきます。
どこか探したらいるのではないかという日常からくる恐怖というのは子供に関わらず大人も怖いですよね。
個人的には幽霊などの心霊的な恐怖よりももっとも怖いのは人間だと思っています。
また、ホラー映画だけあって本作に出てくるピエロ、ペニーワイズは実在する殺人鬼のジョン・ゲイシーがモデルになっています。
事実ジョン・ゲイシーも子供たちを楽しませるためにピエロの格好をしており、1972年から78年の6年間33人の子供を誘拐し拷問して殺害したというエピソードがあります。
この作品は万人に分け隔てなく楽しめる要因も兼ね備えており、かつ作品全体に奥深ささえも感じることができます。
見ていない方にはぜひおすすめしたい作品の一本です。
それではまた。
阿加井秀樹